スタジオ経営の利益を削るのは、空き時間と「人が張り付く時間」
レンタルスタジオの収益は、部屋数と単価で上限が決まり、そこから稼働率と固定費で削られます。上限を増やすには増室が要りますが、稼働率と人件費は仕組みで動かせます。すでに運営している方向けに、どこにコストが溜まりやすいかを整理しました。
BlastOut の機能や画面はトップページで紹介しています。
売上の上限は部屋数で決まり、利益は稼働率と固定費で決まる
レンタルスタジオの売上は、おおまかに「部屋数 × 営業時間 × 稼働率 × 単価」で決まります。部屋数と営業時間は物件と設備で決まってしまうため、開業後に動かせるのは実質的に稼働率と単価の2つです。
一方で費用は、家賃・設備の償却・光熱費といった動かしにくい固定費と、人件費に分かれます。人件費は固定費のように見えて、実は「何時間スタッフが張り付く必要があるか」で決まるため、運用の設計次第で変わります。
つまり利益を動かす余地は、埋まっていない時間帯を埋めることと、人が立ち会わなくても回る時間帯を増やすことの2つに集約されます。以下ではそれぞれについて、実際に何が起きているかを見ていきます。
コストが溜まりやすい4つのポイント
運営を続けていると、どの店舗でも似た場所に負荷が集まります。
平日昼間の空き時間
夜間と週末は埋まるのに、平日の日中が空くのはスタジオ共通の課題です。ここは単価を下げてでも埋めたほうが利益が残りますが、時間帯ごとに料金を変える運用を手作業でやると、料金表と実際の請求がずれます。
受付に人が張り付く時間
電話を取る、鍵を渡す、精算する。1件あたりは数分でも、営業時間中ずっと人を置く理由になります。深夜帯を開けたくても人を配置できない、という形で機会損失になっているケースが多くあります。
台帳とシステムの二重管理
予約はシステム、機材の貸出はホワイトボード、常連の予約は電話でノートに、といった状態になると、二重予約と取り違えが起きます。ミスの直接的な損失より、確認作業に取られる時間のほうが大きくなりがちです。
無断キャンセルと直前キャンセル
枠を押さえたまま来ない予約は、その時間の売上をゼロにします。事前決済やキャンセル料の自動課金がないと、請求のたびにスタッフが個別対応することになり、結局は請求しないまま流れます。
無人で回る時間帯をつくる
予約・決済・鍵の発行をすべてオンラインで完結させると、スタッフが立ち会わなくても営業できる時間帯が作れます。お客様は予約時に決済を済ませ、予約時間になると解錠コードが自動で発行され、そのまま入室します。
深夜帯を無人で開けられるようになると、これまで閉めていた時間がそのまま売上になります。人件費を増やさずに営業時間を伸ばせるため、稼働率の改善と固定費の吸収が同時に進みます。
運用を軽くするために先に決めておくこと
開業準備中の方も、これから見直す方も、この順で決めておくと後の変更が少なくて済みます。
- 01
予約枠の刻みを決める
30分単位にするか1時間単位にするか。刻みを細かくすると埋まりやすくなりますが、入替時間を確保しないと現場が回らなくなります。両方を設定できるかを先に確認します。
- 02
時間帯ごとの料金を決める
平日昼間を安くする、深夜を割増にするなど。あとから料金表を差し替えるより、最初から時間帯別で組んでおくほうが運用が安定します。
- 03
無人で開ける時間帯を決める
スマートロックを入れるかどうかは、内装工事の段階で決まります。後から入れると扉まわりの工事が必要になることがあるため、開業準備中であればこの段階で判断します。
- 04
キャンセルポリシーを決める
何日前から何%か。事前決済にする場合は、ポリシーに沿って自動で課金される仕組みにしておくと、その後の請求業務が発生しません。
- 05
機材レンタルの扱いを決める
貸出する機材と台数、料金を決めます。部屋の予約と同じ画面で在庫を持てるようにしておくと、台帳が増えません。
- 06
集客の入口を決める
自社サイトからの直接予約だけにするか、掲載面も使うか。開業直後は認知がないため、掲載面からの流入が立ち上がりを早めます。
運営の手間を減らす機能
上記の課題に対応する機能を、追加料金なしの標準機能として提供しています。
Web予約と事前決済
予約から決済までをお客様側で完結させます。電話を取る時間と、当日の精算がなくなります。
スマートロック連携
RemoteLOCK と連携し、予約時間に合わせて解錠コードを自動発行します。鍵の受け渡しが不要になります。
時間帯別・曜日別の料金設定
平日昼間の割引や深夜割増を設定できます。設定した料金がそのまま請求に反映されるため、料金表とのずれが起きません。
無断キャンセルの自動課金
キャンセルポリシーに沿って自動で課金します。個別の請求対応が不要になります。
機材レンタルの在庫管理
部屋と同じ画面で機材の貸出を管理します。台数を超える予約は自動的に止まります。
稼働状況の可視化
部屋ごと・時間帯ごとの稼働をダッシュボードで確認できます。どこが空いているかが分かるため、料金や営業時間の判断材料になります。
料金
月額 12,000 円から。部屋数・スタッフ数・オプション数が増えても月額は変わりません。増室しても固定費が上がらないため、規模を広げる判断がしやすくなります。
月額とは別に、BlastOut 経由で入った予約にのみ決済手数料がかかります。電話や窓口でスタッフが登録した予約には手数料がかからないため、これまでの予約に追加の費用は発生しません。
月額料金とは別に、BlastOut 経由の予約に決済手数料がかかります
- オンライン決済(事前カード決済)決済額の 5%
- 現地決済決済額の 2%
- 電話・窓口でスタッフが登録した予約0%
カード決済にかかる決済代行の手数料は BlastOut が負担するため、店舗側に追加の負担はありません。電話や当日来店の予約には手数料がかからないため、BlastOut 経由で新たに増えた予約にのみ費用が発生します。上記は標準料率です。
初期費用や導入スケジュールを含めた個別のご相談は、資料請求から承っています。
よくある質問
- 開業前でも相談できますか。
- できます。特にスマートロックの導入は内装工事の段階で決めておくほうが後の工事が少なくて済むため、設備の計画段階でご相談いただくのが適しています。ただし BlastOut 自体の課金は運用開始からです。
- 1〜2室の小規模でも導入する意味はありますか。
- 無人で開ける時間帯を作りたい場合は効果が出やすいです。スタッフが常駐していて営業時間を伸ばす予定がない場合は、費用対効果が出にくいこともあります。その場合は正直にお伝えします。
- 音楽スタジオ以外でも使えますか。
- ダンススタジオ、レコーディングスタジオ、ライブハウスでの利用実績があります。部屋を時間で貸し、機材の貸出があり、鍵の受け渡しが発生する業態であれば構造は同じです。
- スマートロックは自分で用意する必要がありますか。
- RemoteLOCK 本体は別途ご用意いただきます。BlastOut 側の連携機能に追加料金はかかりません。機種の選定や設置についてもご相談いただけます。
- 導入までどれくらいかかりますか。
- 最短 10 日で運用を開始できます。部屋数や料金体系によって前後します。
